「北方の家」柿渋塗装
家づくりレポート
「北方の家」の家づくり進捗状況を報告します!
2019年12月1日
室内の天井には外部の軒天井と同じ檜材を施工しますが、
外部同様お施主様に塗装工事を担っていただきました!
室内の天井の塗料は、柿渋塗料です。
事務所にあった色づいた柿とともに写真は撮りましたが(苦笑)
実際は、まだ色付く前の青い未熟な柿を圧縮し、発酵させてできる100%天然塗料です。
歴史は古く、平安末期から桶や樽などに防水・防腐効果のために塗られていたと言われています。
11月30日・1日の土日の休みを利用して塗っていただきました。
ご夫婦ともに外部の軒天井材と合わせると、200板以上の板を塗っていただいていることもあり
手際もよくてとてもスムーズに塗装ができたとのこと(現場監督の森より)
柿渋塗料は、淡いピンク色になり、
時の経過とともにどんどん色が濃くなっていきます。
上の写真がの左が1回塗後、
右が2回塗り後。
ここから時間をかけてゆっくり濃くなっていきます。
塗装そのものもきれいに仕上がっていますね。
現場の敷地に並べて乾燥しています。
乾燥風景もまたモノづくりの臨場感が伝わりますね。
外部はそとん壁の下地になる木摺が完了。
そとん壁の防水シートを施工をしてラス網・モルタル工事に入ります。
これから佇まいもぐんと変化していきます。
楽しみです。