懐紙
日々のできごと
懐紙とは「ふところがみ、かいし」とどちらの呼び名もあるそうで、
その名の通り、着物をきて日常を過ごす時代から懐(ふところ)に入れて使われてきました。
私はずっと懐紙を使用したことはありませんでしたが、滋賀県のセレクトショップで見かけた時、紙の質感と優しい色目がとても好きで購入しました。
具体的な使い道も知らず購入した懐紙ですが、今は様々な用途に使えてとても重宝しています。
例えば、手紙を書くことが好きな私は必ず紙の質感を大切にして便箋を選ぶようにしていますが、
この懐紙の紙質は触り心地も書き心地も良いので普段のお手紙として良く利用しています。
市販の便箋にも良いものがたくさんありますが、愛子さんが描いてくれた季節のイラストを添えてオリジナルで印刷して使用するのも好きです。
また先日お礼をお渡しさせていただく機会があったので、そちらも懐紙と和紙糸を利用してポチ袋を作りました。
好きな素材を合わせて作ったものですのでいつもより想いが込められます。
そしてお菓子のお皿代わりにもなっています。
お店へ行って食べきれなかったお菓子は懐紙に包んでサッと包んでカバンに入れるのもスマートで良いですし、
子供がぐずった時に残ったお菓子があると口にサッと入れてます(笑)
他にも日常の活用方法はたくさんありそうで、確かにいつも懐に入れておきたいと最近思っていますが
着物を着ないと懐には入らないですね。。。。
懐紙の魅力に気がつきました。
これからも様々なシーンで使っていきたいと思います。