「宮代の家」そとん壁 掻き落とし
「宮代の家」進捗状況レポートです。
2019年1月19日
年明けて天気とも相談しながら、そとん壁の仕上げ工事に入りました。
色は、そとん壁の新色になる濃いグレー色です。
仕上げは掻き落としと呼ばれ、剣山の刃のブラシで塗り壁材を塗りつけたあとにガリガリ落としていきます。
塗壁材を塗った後に時間を置いてある一定の硬さになるまで乾燥させてから掻き落とします。
乾燥後の硬さを間違うと綺麗な掻き落としの凹凸ができません。
乾燥の時間は外気温、湿度によって変わりますので、職人さんの経験と腕によって仕上がりは大きく変化します。
太田さん、小林さんのいつものペアで綺麗にしあがりそうです。
掻き落とす様子を動画で撮影してみたので以下↓からご覧ください。(動画には掻き落とす音が出ます)
塗り壁材もしっかりと乾燥していないと色が濃く見えますが、
乾燥してくるともう少し明るいグレー色になります。
上の写真の建物の角(コーナー)が乾燥後の色で奥の濃い色が乾燥前の色です。
写真でも色の変化がしっかりとわかると思います。
ちなみに、、、
塗り壁の材料を掻き落とすと地面に材料が落ちますが、天然素材100%の塗り壁材なので土に返してあげても問題ないのも嬉しいですね。
地球に優しい素材を使っているという利他の意識がもてるというのもこの塗り壁材の良さの一つだと思います。
そとん壁は来週で仕上がると思いますので、足場が外れるのが楽しみです!
左官の太田さん、小林さん引き続きよろしくお願いします!!
室内の木工事も2月は佳境に入ります!
監督の森も図面を見ながら独り言をいい、木工事の段取りをしています。
引きつづきよろしくお願いします!!