ヨモギの活用<薬用編>
日々のできごと
ヨモギは優れた栄養、滋養、効能があり、人気の薬草です。
量は多くありませんが、くらしこの家の敷地内に自生しているヨモギ。
今年も摘み取りました。
ヨモギの活用方法として、まずは薬用となる「チンキ」(生薬の有効成分をアルコールを使って抽出したもの)を作りました。
▶︎日陰干しにして水分を蒸発させたヨモギを破砕で細かくし、瓶にヨモギを入れていきます。
▶︎ヨモギが完全に浸るように焼酎を注ぎます。
▶︎それから半年〜1年ほどかけて保存すると、ヨモギの有効成分が出て薬用として使えます。
昨年つくった分は、ヨモギが抽出されてこのような色に変わりました。
効能は、虫刺され・やけど・切り傷・ねんざなどの軽い外傷、アトピー性皮膚炎・水虫・あせも・かゆみなどの皮膚のトラブル。
その他、花粉症の症状が出ているときは、ヨモギチンキを綿棒につけて鼻や喉にに塗ってみると良いそうです。
昨年ワークショップに参加された方でヨモギチンキも作られた方は、今年様々な症状に試してみてくださいね。
また今年は、貧血や冷え性、アレルギー体質の改善に活用できる「ヨモギ茶」も作って、くらしこの家でもお出ししたいと思います。
こうした自然のものからエネルギーや効能をたっぷりいただくことで、今後もずっと自生してくれるように土壌をきれいにしておこう、という気持ちが芽生えます。
自然の恵みに感謝して、今年もいただきます!