継往開来。
社長ブログ
こんばんは。
今日は中古住宅を購入予定のお客様の現地調査へ行ってきました。
正確な築年数はわかりませんが、50年以上は月日がたっている様子で
最後に住まわれた方から15年の間、誰も住まわれていない状態でした。
室内は土壁の効果もあり、しっかりと乾燥している状態でしたし、使われている木材や施工もしっかりとしていてびっくりしました。
不動産屋さんの情報ですと、宮大工の方が造られた建物のとのことでとてもしっかりとしていました。
素敵な建具もたくさん。
丁寧につくられているので今でもしっかりと使えそうです。
太さ2分ほどの細い木格子により光や視線をほどよく透過してとても綺麗でした。
無双建具もあり、通風とプライバシーを建具で可変できる日本らしい建具です。
(縦格子の部分をスライドすることができて、プライバシーを確保できます。)
よいデザイン・素材・技術は月日の経過しても焦ることなく風合いがます素晴らしさを体感できました。
つくり手の方はご健在なのかどうかわかりませんが、
月日を経て、評価される建築というのは見習いたいものです。
耐震や温熱環境などをはじめ課題もありますが、
「継往開来」という言葉のように
過去のものを継続しながらそれを発展させることで、
豊かな暮らしを提案できるよう私たちも努めます。
少しお時間をいただきますが引き続きよろしくお願いします!