雑草からもらった素敵な時間
今あちらこちらで咲いている、カラスノエンドウ。
カラスノエンドウは、土に窒素を与え酸性を弱酸性化させるなど、畑にとって良い役割をもつ雑草です。
事務所の畑にもすごい量で生息していますので、子供達と共にカラスノエンドウの花を使って草木染めをしました!
▲花の部分だけを摘みとって不織布に入れ、水・クエン酸を適量入れて押し潰したり、揉み込んだりします。
鮮やかな、とっても濃いピンク色液ができます。
子供たちはおままごとの延長で楽しくやっていました。
▲染めたい布や和紙を入れて放置しておくところ約2時間後、優しいピンク色のハンカチができました。
紫色のハンカチは、黒大豆による染め液です。
▲買ってきた黒大豆を一晩水に浸しておくと、黒大豆は水を吸って膨らみ、水は黒紫色になります。
その染め液を使って、真っ白のハンカチや和紙は淡い紫色になりました。
十分に水を吸った黒大豆は炊いて食べることができます。
子供たちは黒豆が大好きなので色も、味も楽しめます!
草木染めについて以前もブログでご紹介していたところ、
先日各務原のオーナー様から「猛烈に繁殖しているヒナゲシの花と文旦の皮で染めてみました!」と写真をいただきました。
染めた布で「蜜蝋ラップ」を作ってみようと思っていらっしゃるようです。
そして「増えないで欲しいと思っていた雑草から素敵な時間とプレゼントをいただき、考えらせられることもありました!!」というご感想もありました。
本当にそうですよね。
雑草も生きている目的もあれば、使い道もある、と教えてもらえた気がします。
草木染めは本当に面白いと思います。
ご興味ある方、ぜひやってみてください♫