赤紫蘇の季節
雨が続き、庭の樹木は瑞々しく深緑色です。
梅雨真っ只中、この季節ならではの食作りを今年もしています。
6月の梅仕事、「梅干し作り」はいよいよ赤紫蘇を入れる段階になりました。
青紫蘇と違ってなかなか生のままでは食べない赤紫蘇ですが、子供達はゆかりごはんが大好きなので梅干しと共に赤紫蘇で自家製ゆかりも作るようにしています。
赤紫蘇は虫やゴミが目立ちにくいですが、洗っていると虫が出てきたり、、
またしっかり水を切らないと漬けてからカビが生えてしまうので入念に水切りをします。
娘たちも積極的に水切りや茎から葉を切る作業を手伝ってくれました。
▲お鍋いっぱいの量の赤紫蘇は塩を入れて揉み込んでいくと紫色のアク汁が出て一気に小さくなっていきます。
このアク汁は料理には使えませんが、濃いきれいな色なので草木染めの染料としてTシャツなどを染めてみようと思います!
▲梅と塩を漬け込んで出てきた白梅酢を200ml取り出し、アク汁の抜けた赤紫蘇に混ぜていくと白梅酢は白から鮮やかな赤色に変化していきました。
そして梅の上に乗せて保存準備が完了、あとは土用を迎えて干していきます!
また様々な赤紫蘇の効能から夏バテ予防になると言われる、赤紫蘇ジュースも作ってみました。
赤紫蘇は、ジュース以外には「ゆかり」としてふりかけに、サラダに、ドレッシングに。
私の場合は使い方がパターン化してしまいますが、赤紫蘇のおかげで梅干しは赤くなり、ゆかりのおかげで様々なおかずにも彩りと味のメリハリが生まれます。
とても幅の効く、名脇役のよう!
娘たちも葉っぱだった赤紫蘇が自家製ゆかりに変わることを今からとても楽しみにしています。
来年はできればこの赤紫蘇を畑で育ててみたいと思います!