夏から秋の準備へ!
梅雨中の晴れ間。
ようやく今日はスカッとした青空となり、私の内なる気分も晴れたような清々しい気分です。
夏野菜やハーブが植えてある事務所の一角「くらしこの暮らし」広場はすっかり雑草が生い茂り、来週には大規模な草刈りを予定しています。。
そして夏野菜は順調に育っているはず、、、でしたが、
長雨の期間中、畑に足を踏み入れていない間にいろんな変化がおきました。
↑トウモロコシはヨボヨボの実になり、、、
茄子は収穫期を逃して割れてしまい、、
レタスは茎が伸びすぎて風と共に倒れ、、、
ブロッコリーは虫食いが酷く、、、
元気なのはトマトと里芋、カボチャ、かろうじてキャベツくらいです(トホホ、、)
元気な野菜は最後までいただきますが、同時進行で夏野菜の畑を耕し直して、秋まき野菜の種の準備をしようと心改めました。
そこで今日本屋さんで購入した本は「やさい畑」8月夏号
「種まきの極意」について種の特徴や失敗しがちな例など、とても具体的に書かれていました。
種をまいて発芽させる「育苗」は、これまでも自家採取の種から何度も挑戦してきましたが、どうにも発芽する確率が悪く、苦手です。
例えば今年の春にはハーブや花の種まきをしましたが、発芽も生育も非常に悪かったです。
中には、ポットの中でぐんぐんと大きく育っている葉があったので期待していたのですが、
育っていたのは「イヌホオズキ」
Wikipediaでは「別名、バカナスとも呼ばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられた」とされています(笑)
期待した苗がイヌホオズキ(バカナス)の雑草だったのです!
さらに花言葉は「嘘つき」ですって笑!
イヌホオズキにしてやられました。。。
こんな経験もあって、、種の特徴などからしっかり勉強しようという気持ちに、遅ばせながらなりました。
ページを進めていくととても本質的な内容が書かれてあり、発芽の成功は「水分・酸素・温度」の三要素が全て揃うことが絶対条件と。
住宅性能についてお伝えしている「完成前見学会」でも、”高気密高断熱住宅は「断熱・気密・換気」の三要素が絶対条件です!” と、
お伝えしていますので、この「発芽の三要素」にも、とってもしっくりきてしましました。
「・・の極意!」や「・・の方法」といっても、深いことこそ「こうすればいい」という単純なことではなく、
正しい知識と真意を知り、必要な要素を確実に行い、成功のポイントを見極める力を付けることが必要だと思います。
農業の本を参考にしながら、野菜やお花を育てていくこともとても面白いです。
私は、昔もいまも「農」とは無縁の実家であり、嫁ぎ先ですが、
くらしこの家の雑木のお庭をきっかけに、家庭菜園にも、育苗にも、栽培方法にも、ドライフラワーにも、草木染めにも、
数年で次々と興味と行動範囲が広がっていっています。
オーナー様の中にもきっとそのような感覚があるのではないでしょうか?
お庭をふくめ、生き物を育てることは簡単ではないですが、その分感動、やりがい、達成感、そして日々の心地よさが生まれます。
私はまずはこの夏は育苗が上手になるよう、本腰を入れたいと思います!