枡の「大橋量器」さん
こんばんは。
今日は大垣市にて創業70年の枡の製造・販売をされている「大橋量器」さんの商品撮影の場所として
「くらしこの家」を提供しました。
日本の文化一つ、枡。
現代の暮らしにおいて、計量器としてではなく、酒器としてや縁起物として利用されています。
また、海外にも和食のブームと共に日本の枡も注目を浴びているようです。
私も恥ずかしながら初めて知ったのですが、、、
大垣市は日本の枡の生産の8割を担う、枡で有名な地です。
大橋量器さんのウェブページはこちら↓(画像をクリックするとウェブページをご覧いただけます。)
大橋量器さんは、枡の技術、素材の良さを活かし、新しい価値への挑戦をたくさんされています。
植物のベース、パンのベースなどの商品展開をされているようです。
今日は盆栽のベースとしての枡の撮影でした。
立派な五葉松が大橋量器さんの枡に植えられています。
五葉松は、たっぷりの光と水で育てなければいけないので鉢が枡(木)で大丈夫かな??と思っていたら
枡の木もサーモウッド処理をしたもので作られていました。
サーモウッドとは、180℃〜240℃で特殊な高温処理をしながら薬剤などを使わずに木の耐久性を向上させ、
水に強い木にさせている木材ことです。
フィンランドのサウナ室などにはサーモウッド処理がなされたものを使用しているようです。
高耐久性ということで、ウッドデッキ材や木製フェンスなどの外部でも使用されているケースもあるようですが、、、
建築材料としてはまだまだ高価なのでなかなか広まっていないです。
鉢としてであれば、高価なサーモウッド処理も価格に見合ってよいですね。
色々なご縁で地元の企業さんや日本の文化にふれることができるのも有難いです。
来週もまた撮影にお越しくださるとのことなので引き続きよろしくお願いします!