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木の玄関ドア

社長ブログ

こんばんは。

梅雨時期と同じぐらい雨が降り続けている8月下旬です。

ようやく晴れ間が続いていくようで雨で工事を見送っていたお客様もこれから順に対応させていただければと思います。


梅雨時期を含めて雨、湿度が高い季節は木製の玄関ドアが教えてくれることが多々あります。

ご存知の方も多いと思いますが、

木はドアという製品に加工されても湿度を吸放出しているので、湿度が高いと木が膨らみ、乾燥すると収縮をします。
(ウレタン塗装と呼ばれる表面の塗装の種類によっては吸放出できない木製品もあります)

といっても目で見てわかるほどではなく、0.数ミリから1、2ミリというわずかな寸法です。

目視で見分けはほとんどつきませんが、

玄関ドアが閉まりにくくなったり、開かなくなったりすることで気づくケースがほとんどです。



湿度によってドアが膨らんで開け閉めがスムーズにできない場合も

秋や冬になると乾燥して逆に収縮するので、少しの不具合であれば様子をみていただくのが良いかと思いますが、

玄関ドアとして機能しないほど膨らんだ場合は、

建具の蝶番(金具)を調整して直ることもありますし、

玄関ドアを少し削って対応することもあります。

地域や玄関の位置、日差しや雨が当たりやすい場所か、、、など色々な条件下でケースバイケースです。

しかし、削って直せる、、、というのはメンテナンス方法は一般的に流通しているアルミドアにはない良さでもありますね。



機能面だけでなく、本物ならではの素材感をはじめ、

経年変化によって住まいと共に風合いが増していくことが木のドアの良さでもあります。



家を出るとき、

帰宅するとき、

友人やお客さまを招く場所だからこそ、

温かみのある玄関ドアを提案していますし、

設計中の方からも選んでいただいています。



木をはじめ自然素材は良い素材で丁寧に作ってあげれば、手をかけながら長く使えるものばかりです。



提案する私たちも木のこと、自然素材について丁寧に伝えていきたいと思います。







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