現場の魅力?!
おはようございます。
暑さも和らぎ気持ちの良い朝です。
さて、私は現場へ行く楽しみの一つは作業風景です。
業務の役割上は現場管理は森が中心なので
私はお施主さまとの打ち合わせや設計チームとの確認事項で現場へ行くことが主ですが
大工を筆頭にそれぞれの場所で様々な職人が一つの住まいをつくっている過程は何度もみても飽きません。
(私の立場と責任を忘れることができれば、ずっと見学していれると思います(苦笑)・・・)
現場は、いくつもの職種の職人が携わる過程は、家づくりの醍醐味の一つでもあると思います。
誰もが見てわかるのがやはり木工事。
すなわち大工さんの作業工程です。
機械音と木材の香りが現場を包みこみ、
「その場でモノ」ができあがっていく臨場感と無駄のない動きには見入ってしまいます。
造作家具が多い私たちの家づくりにおいて大工の技術力は必須です。
職人たちも見られると緊張して普段よりぎこちない動きになっているかもしれませんが、、、、(苦笑)
「人々をつなぐ、総福寺庫裏」の現場の木工事を担ってくれている森浦大工が持っている電動工具は、
25年以上使っているものだそうです。
「ブレーキ付き」の文字の書体からも歴史を感じますね。
一見、木を切断するだけ電動丸鋸かと思いきや、、木材に溝を掘ることができる丸鋸でした。
造作家具では仕上がり時にビスや釘が表面に見えてこないように様々な加工がされています。
その一つがこの溝です。
そんな加工の一つがこの木材に溝を掘る作業です。
大工道具も進歩していますが、
道具を扱うのはやはり職人です。
お施主さまも作業の邪魔にならないように影から娘さんと共に見学されている姿が微笑ましかったです。
その他のお施主さまも現場へ行くことができない方も多いので
家づくりレポートやブログを通して少しでも家づくりの魅力を伝えれば、、、と考えています。