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大事なことは・・・

社長ブログ

こんばんは。


ここ数日、弊社土場には外壁材や外部の化粧材から室内のフローリング材と木材の入荷が集中しています。

ウッドショックだからこそ、木材活用を促進しています。




私のブログでも度々書いていますし、

ニュースや新聞などでも取り上げられていることから

ウッドショックと題して材料の供給不足、価格高騰が続いていることをご存知の方は多いと思います。


発注から納品までの時間が今まで以上に必要になっていたり、

価格が上がっているのは改善があまりされていません。。。


外国材の原木価格は上げ止まりしたと言われていますが、

原木の売買価格と製材されて私たちの現場に入るまでには3、4ヶ月以上タイムラグがあり、

今後どのような展開になるかはまだまだ不透明な状況が続きそうです。

さまざまな要因からウッドショック前の価格には戻らないのではないかと予想している方も多いですね。


大事なのはまだ見ぬ未来予想することではなく、

ウッドショックに対する課題に向き合って私たちがどう行動していくか、、、だと考えています。


弊社として対策として実践していることは大きくわけて3つです。


1つ目は、

「ウッドショックだからこそ、外壁材や内部はもちろん木材を積極的に活用することです」

 それは、県産材をはじめ間伐材など木材の品質に応じて使う場所や塗料や耐候性を向上する技術などを

 活用しながら使用していけば活用方法は幅が広がります。

 国産材の付加価値を上げて林業を活性化していくことが今後のウッドショック対策の一つだと思います。


 だからこそ、価格が高騰しているから使わない、使えない、、、ではなく

 変わらず使い続けて、日本の木材の活用、付加価値をあげていかないと今後も同じような危機がやってきます。

 何より私たちの住まいに木材は欠かせません。。。

 日本の林業を活性化すること、地球環境においてもとても重要なことです。

 

 しかし、価格が上がっては直接お施主さまに負担になってしまっては、、、、と最後はやっぱりお金の問題になります。


そこで2番目が

「木材活用における補助金を積極的に提案をしています」

 結果、お施主さまに還元することで価格高騰におけるご負担をできるだけ軽減しながら木材活用を促進できます。

 岐阜県が用意されている県産材活用補助金や

 林野庁から用意されている外構の木質化に対する補助金などを木材を活用することで

 補助金を活用することができます。

 

 また、木材に対する直接的な補助金ではありませんが、

 ある一定条件の高性能な住宅を設計・施工することで補助金なども用意されています。

 (国交省の地域型グリーン化補助金など・・・)

 

 ただし、補助金は、予算(枠)や時間の制約、木材の種類、使用する場所など当然制限があります。

 その辺は具体的に設計に入っている段階で現状をお伝えしながらご説明差し上げています。


3つ目は、現場管理においての対策ですが

「弊社である一定数量の在庫を持つことです」

 納品による工期遅延のリスクなどを踏まえて

 小さなリスクを持つことで、大きなリスクを回避していこうと

 少しづつ在庫を増やしていこうと思います。


ウッドショックに限らず建築資材の価格高騰も随時各メーカーや商社から連絡をいただいています。

自助努力はもちろんですが、

インフレが住宅市場の好循環になっていくために必要なことであれば

私たちも一緒になって値上げの価値を伝えていかなければいけません。


全国ではもっと林業に踏み込んで関わっている会社もたくさんあります。

私たちなりにすぐ実践できることから行動していきたいと考えています。


ピンチをチャンスに、私たちができることを地道にコツコツと行動あるのみです。


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