模索して、、、
社長ブログ
おはようございます。
週末は、地鎮祭、くらしこの家の見学会、打ち合わせなどありがとうございました。
設計から現場まで引き続きよろしくお願いします。
先日、美濃市まで足を運びました。
美濃市といえば、岐阜の伝統的工芸品の一つとして有名な美濃和紙の産地です。
美濃和紙の歴史は、1300年以上前の奈良時代からと言われています。
紙は情報伝達の道具だけでなく、建具などの障子や照明器具など建築にも歴史が古いですね。
「安い、早い、扱い易い」の石油化学製品が流通する頃になると伝統的な和紙の活用が減ってきていますが、
伝統的な和紙はもちろんですが、紙の素材の魅力や可能性を広げて
衣類やタオルなどにも積極的に紙を活用している「松久永助紙店」にお邪魔させていただきました。
生産性だけを求めては豊かさは生まれないと思いますし、
CO2やエネルギー問題をはじめ、自然の循環も含めて製品の価値はあるべきです。
私たちの建築だけでなく、何か取り入れることはないか模索しています。
松久永助紙店の松久さんには打ち合わせから
延長線上で「NIPPONIA」にもご案内いただきましてありがとうございました。
まだまだ模索の途中ですが、少しづつ展開していきたいと考えています。