優しい建築。
社長ブログ
おはようございます。
昨日は雪が舞う中、清流みずほ幼稚園の野菜保管庫の屋根伏せ。
アースバック工法と木造の融合ということで大きな節目となる工事でした。
ワークショップ形式で工事を進めることもあり、
設計のアトリエ・ヌース建築研究所の北野さんをはじめ
園の先生方、親さんもご参加をいただきまして賑やかな工事となりました。
皆さま、ありがとうございました。
小さな屋根組みではありますが、
桁の高さが違ったり屋根勾配が南北で違ったりと
アースバックの有機的な構造に合わせて組み上げることもあり、
現場の躯体に合わせて、手刻みした木材で組み上げます。
大工は、森浦大工。
現代では構造の加工はプレカットといって機械で加工することが多いので、
大工さんも手刻みができる人が少なくなっています。
みなさん、森浦大工の動きに釘付けで
森浦さんも少し照れながら作業をしていたのが印象的でした(笑)
土と木。
私も初めて見た構造躯体ですが、
小さなころから身近にある土と木の強さが相まった優しい建築物です。
雪も舞い、非常に冷え込みましたが森浦大工の仕事ぶりと
参加された方々の手際の良い動きで屋根も無事伏せることができました。
雨・雪の養生をして今週25日の屋根の下地施工に備えます。
昨年の9月からはじまった野菜保管庫工事。
まだまだ時間がかかりますが、
最後まで弊社も携わっていきます。
よろしくお願いします。