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Q.お庭の雑草って活用できますか?

家づくりQ&A

草木がどんどん伸びるこの季節、雑草たちは伸び放題で取っても取っても追いつきません(汗)
格闘しながらも一生懸命に抜いた雑草、皆様はどうされていますか?

一般ゴミに出したり、土に埋めたり様々な処理方法があるとは思いますが、今回はコンポストを使った雑草の活用方法を紹介します。(コンポストは弊社規格となります。)
雑草は、肥料にすることで植物や野菜の成長に役立たせることができます!
簡単に雑草堆肥の作り方を説明します。

【雑草堆肥の作り方】
1.抜いた雑草をコンポストの高さ約10㎝くらいまで入れます。
※落ち葉もOK

2.敷いた雑草の上に米ぬかをまんべんなくかけます。
※米ぬかを振ることで雑草の発酵スピードが上がり、早く雑草堆肥ができます。(米ぬかはコイン精米所によってもらえる場所があります!)
※市販の発酵促進剤を使用してもOK。

3.水をかけて発酵させます。
微生物たちが雑草を発酵させるには水が必要です!※下の写真のようにカラカラに乾燥していると堆肥になりません。
中の雑草が常に湿り気があるようにしてください。

○ふたをする方法
水をかけてシートや板を被せておくと発酵熱を逃がさず、発酵の促進につながります。
分解が進むと箱内の温度が50℃以上に温かくなり、白カビが発生しますが、よい分解が始まった証ですので安心して放置してください。

〇ふたをしない方法
ふたをしない場合は、雨にあたる場所において、乾燥しないようにしていれば、時間はかかりますが堆肥化します。

4.雑草が多い場合や日を改めて雑草を入れる場合は、1~3を繰り返し何層も積み重ねます。

1.雑草を敷く
2.米ぬかを振る
3.水をかける(または雨水を待つ)
〈1〉ー〈3〉を繰り返す。

5.2週間ごとに切り返します。
切り返すとは、発酵中の雑草の上下を入れ替えること。
コンポスト内をスコップで混ぜ、上下を入れ替えます。
※2週間おきではなくもっとこまめに切り返しても良い堆肥ができます。 
切り返しをしないとコンポストの中に紛れ込んでいる雑草の種が発芽してしまいます。

6. 3~6ヶ月くらいで雑草堆肥の完成です。
夏場は分解が早く、冬場はゆっくりです。
上から新しい草を入れている場合は、枠を外して下のほうの堆肥部分から木や野菜の根元に使用してください。

コンポストを作られたオーナー様からは「土を買わずにすみました。」
「咲かなかったアジサイが雑草で作った堆肥を混ぜたら大きくなりました。」
「今まで抜いた雑草をゴミ袋に入れてごみの日に出していたので大変だったのですが、コンポストがあるとその手間がなくなって助かっています!」
「廃棄の手間が省けます。生態系のサイクルを実感した気分で庭の手入れのモチベーションが向上します。」
という声をいただきました。
草刈りは正直大変ですが、こうして堆肥になってくれると少しはモチベーションも上がりますね。
弊社規格のコンポストは、ご希望の方へ材料の販売、または一緒に作るワークショップを開催していますのでご相談ください。

利用方法によっては「雑草はゴミじゃない」。
ぜひ雑草コンポストを作って、雑草堆肥作りにチャレンジしてみてください!

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