性能の先の・・・
おはようございます。
今週は雨が多い週ですね。
台風も近づいてきているようで明日からの完成見学会も少し心配です。
(後藤様、川浦様ご協力ありがとうございます。)
(上の写真は、川浦様邸です、北庭は、子世帯の後藤様と繋がる庭です)
天気とは関係なく、お陰様でご予約で両日ともに満員御礼!
(時間の希望に添えないお客様もみえて申し訳ございませんでした。)
モデルハウスとは違い、実際のお客様の住まいの見学は色々な視点で参考にしていただけると思います。
日頃から「たしかな家でゆたかに暮らす」というフレーズを使っていますが、
たしかな家というは、
家の性能のこと。
そして、アフターフォローを含めて弊社が長く存続して暮らしをサポートできる会社であることを意味しています。
ですので、たしかな家の証明は、数字や過去の実績などの数値で表現できることが多いです。
野村建設が30年前から取り組んだ高気密高断熱の高性能住宅。
当時は日本の四季と高気密・高断熱というのは相性が悪いのでは・・・なんて意見もあったようですが、
高温多湿で一年を通して30℃を超える夏の暑い日々と氷点下になる冬の寒い日々がある日本だからこそ、
高気密・高断熱住宅が省エネルギーで住宅を結露や温度変化から家と家族を守るために
必要な住宅性能だという認識がようやく浸透してきました。
(その結果の一つが2020年の省エネルギー基準の改正だと思いますが・・・)
住宅の性能が上がるということは、より快適に、より安全に暮らせるという意味でもとても大事なことです。
(上の資料は自治医科医学 内科学講座 循環器器内科学部門が監修 「医師とかんがえる健康な家づくり」から抜粋)
高性能な住宅により、
病気になりにくいことやヒートショックなどの家の中での事故を軽減できるという結果や研究データも公表されています。
安心・安全という視点でいうと高気密・高断熱住宅というのは、私たち建築会社としての責任の一つです。
しかし、完成した家の見学だけでは高性能住宅だという根拠がわかりません。
ですので、完成前見学会という建築中の現場を見ていただくイベントを開催しています。
家づくりを検討されている方はぜひご参加ください。
一方、「ゆたかな暮らし」とはとても曖昧な表現です。
「ゆたかさ」って何だろう???
高度経済成長後、モノが豊かになり、情報や食べ物も簡単に手に入れることができる時代になりましたが、
「モノ」だけでは心も体もゆたかにはなれない。と気づいている人が多い現代。
僕たち建築会社として提供したい、「ゆたかな暮らし」とは何か・・・
考えれば考えるほど、温熱計算などの数字や理屈では伝えれませんね。
明日、明後日の見学会では
僕たちが考える性能の先にある「ゆたかな暮らし」とは何か・・・
短い時間ではありますが、体感していただけると幸いです。
ご予約いただいた方は、お会いできること楽しみにしております。