ソトとウチを柔らかにつなげる障子
こんばんはー。
今週も厳しい寒さが続きますね、姉の家族はインフルエンザで苦しんでいるようで、
今年は全国的にも猛威をふるっているようですね。
私も治ったと油断せず気をつけないと・・・。
さて、先週末は羽島市の後藤様邸でお引き渡し前の検査や打ち合わせを行いました。
いつも遠方から時間をつくっていただきましてありがとうございます。
打ち合わせ前にふと目に入ってきたのが畳リビング障子。
お庭の庭木の影が映し出されていてとても綺麗で思わず写真を。。。
時間帯によって(太陽の角度)見え方が違ったり、
夏と冬では葉のつき方も含めて見え方がかわります。
その「時」を感じることができる障子は個人的にとても好きです。
また強い日差しの日には光を和らげて室内を独特の明るさにしてくれたり、
窓からの冷気や暖気を障子がやわらげてくれたり・・・
ソトからの視線も防いだりと
私たちの暮らしにおいて色々な要素でとっても大きな役割を担ってくれる建具です。
もちろん、障子紙を張り替えたり、ものが当たれば破れたり・・・と手をかける必要はありますが、
それ以上に私たちの暮らしを豊かにしてくれます!
上は吉村障子と呼ばれているデザイン(建築家の吉村順三さんが設計した障子で有名です)で
障子の桟の太さを揃えることでモダンに見えて、部屋が広く見える効果もあります。
昔の日本の住宅には必ずあった障子も現代では少なくなっているので、
紙の張り替え方などがわからない・・・という声もよく聞こえてきます。
障子提案したお客様には、障子紙の張り替えワークショップなんかもやりたいと思います。
くらしこの家には障子はないですが、来月着工予定のハナレにはリビングにも障子がたくさん施工予定です。
障子の良さをこれからも提案していきたいと思います!
ではであh