築100年住宅のリフォームから広がる美しい縁
弊社で10年以上前に大規模なリフォームをさせていただいた築100年の古民家。
当時この修繕工事の現場監督だった福田は今は定年退職しておりますが、
今もちょくちょく会社に遊びに来ては「死ぬ覚悟でやった工事だった・・・」と大規模修繕の苦労についてよく話してくれるほど思い入れ深い工事のようでした。
工事の一部に、土間だった玄関ホールを吹き抜けにされていました。
施主の児島さまは、この吹き抜け部分に大きな絵を飾りたいという想いを長年温められてこられたようで、
去年の10月に「緑にいだかれる午後」という素敵な絵画を取り付けさせていただいていました。
そして、取り付けから役5ヶ月弱の今回はこの絵画の上に新たな絵画の取り付けを承りました。
重さ約30Kgの絵画を2階の吹き抜け部分に取り付ける工事。
当初リフォームさせていただいた際の工事内容なども振り返りながら柱位置を確認し、
大人4人掛かりで慎重に、慎重に絵を上げて、、
見ているこちら側も息が止まるほど緊張。。。。
そして、
取り付けさせていただいた絵画はこちら(上)です。
見ているだけで吸い込まれて行くような感覚の、色合いとモチーフがとても美しい絵画です。
蓮子の花や葉から蝶たちが月に向かって飛んで行く姿を描いた「月明かりの夜」と呼ばれる絵画のようです。
描かれたのは、バリアートショールームのオーナーの坂本様。
1階部分の「緑にいだかれた午後」で画家のLABAさんと施主の児島さまとの縁を結ばれたお方なのですが、
画家さんとしてもご活躍なさっていらっしゃるようで今回の取り付け工事にも立ち会ってくださいました!
このような方にお会いできて光栄です。
記念にパシャリ。(左:坂本さま 中央:施主さま 右:井上)
坂本さんのホームページのブログでも今回の取り付け工事のことをご紹介くださり、
取り付けた職人共々の写真もアップしてくださいました。ありがとうございます。
個人的に、娘にはなるべくいつも「本物」に触れさせることを大切にしています。
本物・自然本来の素材は小さな子どもでも目や耳、手足などの五感に響き良い刺激になるのではと思います。
これまで、絵については私自身も本物に触れる機会が非常に少なかったのですが、
今回の取り付け工事をきっかけに親子でいろんな絵を見に行きたいと思うようになりました。
いつも素敵な感性の施主・児島さまは着付けの先生で私も個人的に大変お世話になっています。
ぜひこちらのホームページも覗いてみて下さい。