障子の張り替えを通して・・
おはようございます!
夏本番、この湿度の高い夏も日本ならではですね。
連日30℃を超える猛暑がつづいていますが、
昨日は、日本の食文化でもある箸休めのような涼しい1日でした。
体調を崩しているスタッフ(自分を含めて)に志事も箸休めのように・・・
小休憩、リフレッシュしなさいよ・・・と言われているようです。。。
昨晩は帰宅後にゆっくり食事をする時間を過ごしていたら
何やら父親がゴソゴソ動きでして・・・・
娘も興味津々で父親の作業している座敷へ行きました。
?!?!??!
鶴の恩返しのような風景が・・・(笑)
夜の9時すぎから父親と娘が障子を
張替えているじゃないですかーーーーーーーーー(笑)
さらに・・・・
よく見たらカメラを向けられているのに気づいて
満面の笑みでポーズをとってるじゃないですかーーーーーーーーー(大汗)
(このお調子者は誰に似たのかな???)
親としては・・・・
早く寝てーーーーーーーーーーーーーーーーー(泣)
と叫びたい気持ちが溢れてきましたが・・・
ここは黙って見届けることに!
というのも・・・・
先日、障子を娘が遊んでいる拍子に破ってしまい、
今週末に親戚が集まる事もあり父親が張り替えてくれた経緯でした。
乱暴な扱いをすると紙は破れてしまうことや
和紙の繊細さや張り替える大変さなどを
父親が僕の代わりに教える機会を作ってくれました。
建築資材の中には、破れない障子の商品があります。
利便性やお手入れをしなくても良い面がメリットとされ、
住まい手のための日進月歩と思いがちなのですが、
和紙一枚で部屋を仕切り、光を柔らかく部屋に取り込む障子の文化はもちろん、
子どもたちに物を大切にする心を「躾」として身につける機会が
無くなってしまうと考える事もできます。
目の前の事だけを考えた商品は間違っているのでは、、と
個人的には考えているので
お客様にご提案するときには和紙の障子をご提案しています。
これからどんどん人工知能が身近になって、
人間が「生活の働き」としてやってきた事が機械化されていきます。
原理原則を知らない子供が増えてくる事が予想されますが、
こうした自然素材という意味での「本物」や「本質」を見れるようにならないと
利便性の世の中で本当の豊かさを見つけれないと常々思います。
途中父親も作業の小休憩を、、、、
父親は障子の張替え中に暑い!と言いながら
ビールを飲み始めました(笑)お茶ではなく
キンキンに冷えたビールでした(苦笑)
かんながすかさずビールをつぎに行く姿を微笑ましく眺めながら
僕も帰宅後の小休憩に・・・・。
座敷の障子8枚。父親が張り替えてくれました(汗)
ありがとうございました!!
なかなか上手に張り替えれていますねー!
僕も負けとれませんー!