光の入り方、明暗の大事さ
おはようございます。
先週からなかなか体調が優れず・・・すぐ治るだろうと思いながらいつも通り志事をしていましたがなかなか回復しません(汗
昨日も早めに帰宅させていただきましたが、今日は午後からおやすみをいただいて身体を休養させたいと思います。
さて、昨日は、くらしこの家にて新規のお客さまにご案内させていただきましたが、
ハナレの建築に伴いくらしこの家そのものへの光りの入り方が変わってきました。
以前は南に何もなかったので、太陽の光が満遍なく入ってきて明るすぎて落ち着かない時期もありましたが、
南にハナレを建築していることで程よく光が入ってきてとても落ち着きます。
(足場が外れてハナレのお庭が完成するとより一層空間がよくなると思いますが・・・)
ハナレの存在で南のお庭にも明るい場所と暗い場所ができて以前より庭は狭くりましたが光の明暗によって奥行き感を感じます。
庭木たちの見え方にも大きく変化があり光が刺すように庭を照らす時間帯もとても美しいです。
(携帯で撮影した写真でとてもわかりづらいと思いますが・・・涙)
室内空間でも同じことが言えますが、「明るい」=「気持ちがよい」とは一概に言えなくて、
暗い場所があるからこそ、明るい場所が活きてきます。まさに明暗は一体なんですね。
冬場に関しては、パッシブという考え方では開口部を絞るというのは不利な設計ではありますが、
空間構成においては、開口部が大きくすぎると室内空間において明暗がなくなり空間の奥行き感がなくて落ち着かない場になってしまいます。
構造、意匠、温熱と何事にもバランスよく設計していきたいと常に心がけています。
言葉でもなかなかわかりづらいのでくらしこの家、ハナレで体感してもらえるようになるが今から楽しみです!