「靱屋町のマンションリノベーション」木工事スタート
家づくりレポート
梅雨らしく、雨の日が続いていますね。
ただ、梅雨というと「シトシト」雨が降る印象があったのですが、
ここ数日の雨は、これまでの降り方とは違っています。
現場の方も、雨が降ると、木材の膨らみや反り、曲りに注意が必要です。
引き続き、集中して工事を進めて参ります。
そんな中、いよいよ大工さんの工程「木工事」がスタート。
コンクリート相手ですが、経験豊かな大工さんが、
手際よく下地を造っていきます。
また、新築工事と大きく違うのは、
既存の壁や天井から寸法を拾い直す必要があります。
新築の場合は「ゼロ」からのスタートなので、
図面で全て寸法を決めることが出来ますが、
リフォームの場合はそうはいきません。
そのため、より精度の高い仕上がりを目指すには、
図面の寸法通り現場に反映出来るように、
このような「墨出し」という作業が必須となります。
(下地の段階で、実際の仕上がりの基準線を引く作業のこと)
箇所ごとに、コンクリート壁の厚みや取合う設備配管の寸法が
微妙に異なってくるため、納まりも変わってきます。
そのため、いつもより細かく墨出しをしています。
そうして、細かく検討を重ねたうえで、
実際に下地を組んでいただきます。
現状は下地の段階なので、
まだまだこれからが正念場となりますが、
頑張っていきます!