日本古来の100%天然塗料。
こんばんはー。
タイトルにもある日本古来の数少ない天然塗料の一つに「柿渋塗料」というものがあります!
大野町といえば、柿で有名ですが、実は果物の柿からできた100%天然塗料なんです。
昨今の化学塗料からシックハウスなど病気になる方が増えていることもあり、
昔ながらの柿渋塗料が注目されているようです。
青い未熟な柿を潰して発酵してつくられるようですが、実は柿渋塗料の歴史は長くて
平安時代から樽などを防腐、防カビなどの効果で長持ちさせてきたようです。
昔は匂いがきつくて癖が強かったようですが、昨今の技術で無臭に近い柿渋塗料が開発されています。
天然成分100%ということ、水のような塗り心地で素人の方でも比較的容易に塗っていただけます。
以前から柿渋の存在は知っていましたが、お客様宅でご提案することはなかったですが、
今回お施主様からのご要望をいただきまして、私たちも初めて採用させていただきました。
マンションリノベーションの現場では、白木のヒノキ材に柿渋を塗っていただいたので
薄いピンクのようでやわらかな優しい雰囲気の仕上がりになりました。
柿渋塗料は、実は経年変化で色がどんどん濃くなってくる性質がありまして、
ご家族の暮らしとともに色が変化していくのも素敵ですよね。
(きっと工事が完成する時間でも色の変化があると思います)
壁の仕上げは漆喰を予定していますので、白とのコントラストも楽しみです。
新築のお客様で外壁材(杉材)の塗装を(柿渋ではないですが・・)ご家族皆で塗っていただく予定もありますが、
こうした塗装工事もご興味ある方もそうでない方も(笑)どんどん参加してもらえたらと思います。
ではではー♩