暮らしが変わる、家づくりへ。
こんばんはー。
昨晩から今朝に向けてとても冷え込みましたね。
昨晩は志事が遅くなったこともあり、急遽家族でくらしこの家に久しぶりに宿泊しました。
お昼の暖かい空気を蓄熱している室内はほのかに暖かくて、、、外の寒さを感じさせない、高性能な住宅の良さを家族で体感できました。
遅い時間にくらしこの家に行ったこともあり、できるだけ簡単に、、、でもレトルトの食材は食べたくないし、、、
ということで、いつもながら簡単なパスタをつくりました。
次女の食欲は、、、旺盛で親が心配になるほど、、、、(汗)
娘たちも久しぶりのくらしこの家を楽しんでくれたようで何より。
トルボー照明のペンダントライトの下で食事をするといつも以上に美味しく感じますね。
くらしこの家に宿泊するといつも感じるのは、「暮らしが変わる」という感覚です。
くらしこの家も32坪というコンパクトな空間ではありますが、
廊下とダイニングを家具で仕切ったり、視線の抜けで広さや心地よい景色を取り込んだりと、今までの32坪には思えないほどの広がりを感じます。
上の写真はくらしこの家にお越しくださった方は、見覚えのある風景だと思います。
玄関ホールからリビングへ行く廊下の視線の抜けは、みなさん無意識のうちに広さを感じているのではないでしょうか?
一番奥はお風呂。
お風呂の扉を常に開けておくという感覚は以前はなかったですが、
くらしこの家では造作のお風呂をはじめ、造作洗面、室内のしつらえ、庭にむけて視線の抜けを含めてお風呂の建具を開けて暮らすことができると思いますし、
ぜひこの視線の先の緑も感じてもらいたいと思うわけです。
また、高気密・高断熱の高性能な住宅によってお風呂も湿気がこもりにくく、室内の温度差もほとんどない室内環境においてお風呂の建具をあけておくことに何も弊害はありません。
冬場などは逆に湿気が室内に移動して程よい加湿器がわりにもなります(笑)
平面的な面積が小さくても、一つ一つ丁寧に設計・施工をすれば広さ以上に使えたり、感じることができるということです。
意識が自然と外・お庭へと向くいことで四季を感じて心癒されたり、樹木たちの成長、子供達が虫や木のみを発見して喜ぶ姿を見ていると
利便性を求めただけの材料や、手をかけなくてもいいというような設計など目の前の「楽」を求めるだけの家づくりではこの暮らしの感覚は育まれないと感じています。
収納の量や場所など導線も配慮しながら実用的に考えるべきですが、
まさに外(お庭)への意識、景色を取り込む設計、美しいと思う感覚によって「暮らしが変わる」と思います。
今日は、設計中のお客様と基本プランの打ち合わせ。(本田さんが静岡、東京へ戻られていたので私一人で打ち合わせ)
今日のお客様に限らず、打ち合わせの中でよく部屋の広さの話になります。(当然ですよね、、)
「ここは何畳ぐらいですか???」
畳の数で広さを掴む方が多いですね。
間違いではありませんが、広さは外の景色や視線の抜けも含めて感じ方が大きく変わりますし、窓の位置はもちろん高さなどで色々な居場所が生まれます。
また人間の感覚とは実はいい加減なもので、同じ部屋でも少し狭い場所から部屋に入るだけで同じ広さも広く感じたりするものです。
この場所で何をする、、、将来的な家族の背景なども踏まえてどのくらいのスペースが必要なのか???
予算とのバランスを考えながらご提案していきたいと常に感じています。
今日はそんな話をしながら基本プランも固まりました。
感覚を伝えるのはとっても難しいです・・・ね。
上の写真は、ハナレの玄関からの視線の抜け!
玄関から奥の柿畑を取り込み、奥行き感があります。
「百聞は一験にしかず!」なんてブログも昔書いたけれど、どれだけ説明するより体験して、感じていただくことに勝るものはありません。
お客様宅の完成見学会は12月末を予定していますが、まずは「くらしこの家、ハナレ」をじっくり体感していただければと思います。
オープンに向けて今週末は造園工事!楽しみです!!