イベント報告:「しめ縄づくり」ワークショップ
年末年始に家の大切な場所に飾り邪気を払ったり、来年1年の家族の活躍を願う「しめ縄」
今年は「しめ縄づくり」のワークショップを開催しました!
講師には揖斐川町のエノコロ自然農園の粟野さんをお招きして教えていただきました。
今回の参加者さまは全員初心者の方。初心者の方にとって1番難しいのは縄部分をつくる工程です。
皆さんが持っている藁は、今年稲穂がつく前に刈り取った青い藁。
青藁を使うのは柔らかいので黄色くなってしまった藁よりも縄部分が結いやすいからです。
手の平で縄を束ねながら、ねじりながら、、の作業中は皆さん出来上がりが心配になられていたほど最初は苦戦されてみえましたね。
小学生の頃わらじを作ったことがある、、という経験のお父さんはその感覚があるのか、びっくりするほどお上手でした!
お子さんから大人の方まで、皆さんの身体が暑くなるほど熱中して挑戦している姿には手作りの良さを感じます。
こうして講師の方に教えていただかないと出来ないことではありますが、年末年始を迎えるに当たって、しめ縄をつくる時間も師走らしい過ごし方の一つですね。
手つきがだんだんと慣れ、縄部分が細かく出来上がったところで丸くしてしめ縄の形に。
そしてお正月にも相応しいお飾りをつけていきます。
縁起の良い南天や稲穂などをつけて想い想いの形に仕上げて完成!
ご参加いただいた皆様はお疲れ様でした!
参加して下さった皆さまは今回様々なきっかけでこのワークショップに集まってくださいましたが皆さん共通して、苦労して作られたこのしめ縄を傍に、ご家族皆で今年も心温かな年末年始を迎えたいという気持ちを感じます。
思いの込もった手作りしめ縄はそんな想いを象徴をしてくれるかのような存在に感じました。
ご参加いただきましたご家族の皆さま、ありがとうございました。
来年も開催したいと思います。ぜひ毎年手作りしめ縄で心地よい年末年始をお過ごしくださいね。