受け継ぐお庭。
おはようございます。
先日は、大野町で建築中の「町に馴染む白い塗り壁の家」のお客様宅でお客様とともにお庭づくりを行いました。
お母様が大事にお手入れしてきたお庭の一部に建築させていただいていることもあり、
今回は、既存のお庭にあるものをできるだけ利用して造園工事を行いました。
建築中から建物の近くにこれだけ緑があるのもなかなかないです。
新しくつくることもよいですが、
「あったものを活かす、受け継いでいく」というのはとても素晴らしいことだと思います。
お母様のお庭に少しづつ手をいれながら建物、暮らしに寄り添うように高木、中木を植え込んでいきます。
アオダモ、アオハダ、カエデを中心にいつもの山採りの雑木をセレクト。
建物の高さを超える6mほどのアオダモが今回の主軸の木になります。
造園工事は、結緑のみなさんと。
阿吽呼吸でスムーズに工事も進みます!
お庭の工事のために仕事を調整してご参加いただいた旦那様。
高木の植え込みの地下支柱の杭打ちをしてもらいました!
私たちと出会う前はあまり庭について興味がなかったとおっしゃる旦那様でしたが、
少しづつ良さがわかってくれているようです。
私たちの庭づくりにいつも使用する景石は、チャートという石を使用していましたが、
今回は既存のお庭に大きな石がたくさんあったので、それを再利用することに。
石の表情をみながらどの角度でどのぐらいまで埋めるのか、、、、
旦那様も石と対話しながら据えてくれました。
自分達で頭と体を動かすことで、今まで苦手意識だったことも解消されたり、逆に楽しくなったりすることが
庭づくり、お庭のある暮らしにはあります。
旦那様も「庭木たちのおかげで奥行き感がましてお庭が広くみえる。」
「窓からの景色が変わって気持ちが良い」なんて感想をいただきながら私たちも嬉しい気持ちになりました。
全体の工程も少し遅れていてご迷惑おかけしますが、
引き続きよろしくお願いします!