「大野の家4」土間コンクリート
昨年末に、植栽工事の前半戦が終わり、
付随する外回りの工事も同時進行で進んでいます。
今週は、玄関廻りのアプローチの
床コンクリートの打設を行いました。
仕上げは、いつもと同じ「土間洗い出し」(通称ジャミコン)です!
まずは型枠組みから。
1段の階段なのですが、先端が持ち出しているデザインとなるため、
型枠も一筋縄ではいきません。
型枠の中にも、アゴをつけるように、細かく刻んだかたちで、
型枠を組み上げていきます。
また、土間のコンクリートは玄関の中までつながっていきますので、
室内の造作が終わっている部分についても、
養生をしていきます。
最後に、打設の際の一輪車が通るルートを、
足場板で作っていきます。
これにて準備はOK!
いよいよ打設です。
生コン車の登場!
今回は洗い出し仕上げなので、砕石の種類やサイズも、
最終仕上げに関わってくるので、
専用でオーダーしてあります。
大きな面積を打設する際は、「ポンプ車」といって、
打設する箇所までピンポイントで圧送するのですが、
今回のように小さな面積、かつ細かい所は、
こうやって一輪車で人力で運びます!
今回は私が運搬を行いましたが、
翌日、腕と腰が笑っておりました^^;
玄関収納やシューズクローゼットの大工造作があるため、
内部の打設は非常に狭く、入り組んでおります。
目の届きにくい奥の奥まで、しっかりとレベル(打設の高さ)を合わせながら、
丁寧に仕事をしてくださいます。
どーん!といきなり打設後の写真に飛びますが、
それだけ一生懸命、一輪車でコンクリート運搬を
頑張っていたということでご勘弁ください・・・
階段の部分も、綺麗に打てています。
写真にはありませんが、バイブレーターや木槌を使って、
内部まで隙間なく打設が出来ているように仕事します。
あとは金ゴテで細かくレベル調整をして、
この日は作業完了。
暖かい時期は一日で洗い出しまで作業しますが、
今の時期は翌日に作業します。
翌日の洗い出し完了後は、こんな感じ。
いつもながら、とっても綺麗です!
階段の部分も、どんな仕上がりになっているのか・・・
型枠を外すのが、今から楽しみです!