建具のあれこれ
おはようございます。
昨日はとても暖かい1日で春の陽気でした。
今日から天気が崩れるようなので、来週上棟を控えている現場も少し心配ではありますが天気と相談しながらスムーズに準備ができるように進めて参ります!
さて、今日のブログは建具のことを・・・。
私たちがいつも提案する室内の建具は、面材をシナ材+手かけの組み合わせで建具屋さんに製作してもらっています。
くらしこの家・ハナレの建具は、建築家の伊礼さんがいつも設計されているシナ材+チーク材の組み合わせですが、
木の種類を変えることによって建具だけでなく、部屋の印象を大きく変わります。
ここ最近はシナ材+ナラ材の組み合わせをよく提案しています。
その他の造作家具などでナラ材を使用することが多いので、造作家具の素材と合わせています。
シナ材は、杢目が主張しないやわらかな表情が特徴的でよい意味で存在感が出過ぎず家全体のインテリアもまとまりやすいです。
建具屋さんに、手かけのサンプルをいくつか作ってもらいながらそれぞれの木の手触りとシナ材との相性もみながら検討するのも楽しい時間です。
現在垂井町で建築中の「通り土間のある家」ではシナ材に手かけの材料をつけずに、
手を掛ける部分の彫り込みのみのシンプルな建具を予定しています。
よりシンプルに建具を構成できます。
一から製作する建具だからこそこれだけ自由や新しいアイデアを盛り込めます。
これから着工するお客様宅ではラワン材の建具を計画していますが、
これからも素材、ディテールともに探求してどんどんつくっていきたいと思います。