自然界からの贈り物。
今週末は桜が見頃でしたが昨晩の雨と今日の強い風によって、だんだんと花びらが散ってきています。
桜のあとは緑濃く色づく新緑の季節を迎えることがとても楽しみです。
四季折々の変化は心を和ませてくれますね。
私(井上明代)ごとながら、毎年春に一つ年をとります。
おかげさまで今年も健康で賑やかに誕生日を迎えることができました!
子供たちは幼稚園が終わると「くらしこの家」で少し遊んで帰ることが多い日々。
先日は現場監督、森の娘たちと井上娘たちとが一緒になってくらしこの家のお庭でお花の誕生日ケーキを作ってくれました。
▲つくし、菜の花、ハナダイコン、クリスマスローズ、ミツマタ、ゴモジュ、ベニシダ、ヤマツツジ。くらしこの家の庭から。
お庭の楽しいことの一つに、時にこちらが意図していない植物が生きていることです。
鳥が運んできたエサなどがタネとなって、特に木の下辺りには新たな命が自然に芽生えているのです。
くらしこの家では今年初めて「つくし」が顔を出しました。砂利の上から!
私は全然気が付けなかったのですが、子供たちは「つくし」の存在に気がつきケーキの一部にしてくれました。
子どもたちの方がずっとずっとお庭や自然の変化に敏感で、その感度や発見力は見習うべきものがあります。
ちなみに鳥が運んでくれた命のもう一つの事例として・・・
3年前に事務所のモチの木の下では「だいこん」が採れました(苦笑)
▲うんとこしょ、どっこいしょ。まだまだ大根は抜けません(笑)<2016年>
▲やっと大根は抜けました!<2016年>
時にこんな大胆な自然界からの贈り物があることに感動しました。
何気ない日常に感動や発見を与えてくれるのも、お庭のある暮らしの素晴らしい所だと思います。
くらしこの家にお越し下さる方は設計中の方も初めての方も共に、ぜひ春のお庭探索もしてみていただけたらと思います。
ご遠慮なくお花を摘み取ってブーケを作ってみたり、ゴマの香りがするゴモジュ、紙幣の原料にもなり縁起木とされるミツマタ、鳥がよく遊びにくるマツラニッケイ、満開のヤマツツジをはじめ、好きな樹木、気になる花々を見つけてみてくださいね。