機能と美しさを考える
社長ブログ
こんにちは!
今日は天気予報通り午後から雨が本格的に降ってきました。
今年はこれで桜の花は今年は終わりですね。
さて、雨と一緒に納品された垂井町の「通り土間のある家」に納品するダイニングテーブル。
私たちがよく提案させていただいているサイズ(直径が1200mm)のラウンドテーブル。
ダイニングテーブルとしての強度はもちろんですが、美しくみえるための細かな収まりが工夫されています。
ダイニングテーブルの設計は「通り土間のある家」の設計の本田さん。
天板の厚みが30mmありますが、薄くかろやかに見えるように斜めにテーパー加工をしています。
天然木のテーブルは、蜜蝋ワックスを塗ったり、将来的には天板の表面を削ったりと手をかけながら長く永く使っていただけます。
今回の材種は、「通り土間のある家」の室内の造作家具等で使ったホワイトアッシュ材にあわせて制作しました。
また、テーブルの脚と天板の接合部分には3mmの目すかしの溝をつけているので少し浮いてみえるように工夫しています。
足の太さも上部と下部で6mm細くしています。
一見気づきにくい工夫ではありますが、こうしたディテールの連続で「美しさ」が形成されていくのだと・・・・。
仕上がりもよい感じなので、現地に設置するのが楽しみです。