Q.ラウンドテーブルの良さとは?
暮らしの中で食事をしたり、勉強をしたり、友人を招いたりする場所として多くの時間を過ごすダイニングテーブル。
様々な素材や形がある中で、私たちはモデルハウスでも使用しているラウンドテーブルをお勧めすることが多いです。
くらしこの家を設計していただいた建築家の伊礼さんはラウンドテーブルの家が多いですが、
その1番の理由は「テーブル廻りで動き廻れるから」と仰っています。
伊礼智の「小さな家」70のレシピにも「丸テーブルマジック」で紹介されています。
▲中庭でつながる平屋の住まいのオーナー様宅にお伺いした時、娘さんはラウンドテーブルで勉強されていました。
こちらのお住まいにはスタディコーナーも設けていて、
お兄ちゃんは帰ってきてスタディコーナーに、妹さんはラウンドテーブルに自然に座っていました。
妹さんはこの場所が好きなようでお父さんやお母さんとコミュニケーションを取りながら宿題をしていて楽しそうでした。
四角いテーブルだと同じ列に座った方の顔は覗き込まないと見えないですが、
ラウンドテーブルは家族皆が腰掛けた時も皆の顔が見えるのはラウンドテーブルの良さです。
皆の顔が見えると自然に話も弾んでいくような。
そして座ったときに家族の顔が真正面にも隣にもこない、絶妙な位置が緊張を和らげてくれるいるようにも思います。
家族同士でも面と向かって話をするのはちょっと緊張気味、、、
ちょっと位置がずれているだけでも心理的に話しやすくなるのでしょうか。
4人家族のオーナー様には直径1200のサイズをお勧めしていますが、食事をするのも作業をするのもちょうどよい大きさです。
個人的には6人家族ですが、同じ1200のサイズで使用しています(笑)
▲こちらはくらしこの家で紫陽花守りのワークショップ開催時の写真。
直径1200で日常は4脚のダイニングチェアを使用していますが、6人で作業をするのも意外と大丈夫でした。
食事をする分には6人〜8人くらいまでは問題がなさそうです。
▲11脚の椅子を並べて社内の食事会をしたこともありましたが、遠すぎず近すぎず、皆の顔が見えていろんな話をするのにちょうど良い距離でした(笑)
膝の上の子供を合わせると13人!
頻繁なことではありませんが、大勢の時も使用できるということです。
私たちは日常事務所でもラウンドテーブルを囲んで仕事をしています。
大勢で集まったり、資料が手の届く距離に合って仕事もしやすく感じています。
ラウンドテーブルが向いているかどうかはプランによっても異なりますが
昔の小さなこたつにも似た、家族団欒のアイテムとなっています。
まだラウンドテーブルに座ったことのない方は、くらしこの家で家族皆さんで座ってみてください。
参照元:伊礼智の「小さな家」70のレシピ