阿吽の呼吸。
おはようございます。
久しぶりの雪景色に移動中も癒されますが、移動事故にも十分きをつけないといけませんね。
昨日は、家づくりレポートにもアップしましたが、今日は瑞穂市にて田中さまの上棟でした。
おめでとうございました!
天気予報を常にチェックしながら前日から続く雨にハラハラしながら・・・・(汗)
何度もお客様の上棟を迎えていますが、安心することのない直前日です。
心臓に悪い?!と思いながらも
上棟後のお客様の喜びとともに職人一同で得る達成感は、そんな直前の心配ごとも吹き飛ぶものです!
上棟後にご家族だけで撮影。
弊社の懸垂幕がシワシワになって・・・・・
これから現場の進捗ともにシワが取れて行くと思います(大汗)
上棟のように大工が複数集まって一つの家を組み上げていく様はまさに「阿吽の呼吸」です。
阿吽の呼吸とはお互いが微妙な気持ちや想いが一致してものごとが進むことを表現しますが、
日本の無形文化の一つだと思います。
しかし、現代では阿吽の呼吸を頼らず、必ず同じ結果を出せるようにマニュアル化が進んでいます。
皆に最低限のサービスや一定の安定した品質を担保するために個人差がある「感」などに頼らず、
無駄を省いて生産性を高めることが必須ですが、
皆が同じベクトルで高い技術を発揮して「阿吽の呼吸」で結果を出せた時の連帯感や達成感はマニュアル化だけではできないことだと思います。
皆が価値観を共有して時間を過ごすことも大事だとは思います。
上棟のようにプレカットでシステム化しながらも最後の最後は、私たちと職人や関係協力業者の「阿吽の呼吸」を大事にしたいと思います。
マニュアル化も自ら考える力を身につけれるように、
関係者の価値観、ベクトルを合ったマニュアル化をしていかなければいということでもあります。
無形を大事に有形へ。
まだまだ私たちも試行錯誤しながら取り組んでいきます!