新しい床材の入荷と・・・
こんばんはー。
今朝一番に倉庫には、2物件分の新しい床材が入荷しました。
樹種は、ホワイトオーク。
ホワイトオーク材は、昔から家具やウィスキーやワインの樽にも使われています。
原産地は様々なですが、ロシアや北米、日本では北海道など寒い地域のものが目が詰まった良質な材料です。
今回入荷のホワイトオークは、北米のものです。
また、ホワイトオーク材もフローリングに加工する過程で杢目の綺麗さ節の量などを考慮してランク分けされています。
節がなく綺麗な杢目であればあるほど希少価値が高いので同じ材料でも高くなります。
今回想定していたのは、ほどほどに節のあるランクでしたが・・・・・
入荷した材料は私たちが想定していたより節もほとんどなく綺麗な杢目で私もびっくり(笑)
ちなみに、、、
綺麗な杢目のフローリング材の中に節があると目立ちますが、、
すべてのフローリング材に節や色の濃淡があれば全体的にまとまるものです。
↑建築事例の「緑を愉しむ、まちかどの家」は節が多い種類だけのホワイトオーク材でした。
話は戻して、、、
今回のホワイトオーク材の幅は12cmで一般的な9cmよりひとまわり広めのものです。
長さはバラバラですが、すべて一枚物なので現場で施工した際にはより自然な仕上がりになります。
(大工さんは一枚づつ施工する手間は大変ですが、、、)
重要と供給のバランスで価格が変動するのはもちろんですが、
限りある資源は、同じような品質の材料が今後入手困難になることが多々あります。
インテリアとのバランスとコストも含めてその時代にあった木材を選定していきたいと考えています。
そして、今回の入荷したフローリング材は、塗装がされていない状態なので
木材そのもの風合いを残しながら汚れ防止や撥水効果のある蜜蝋ワックスをお施主様に塗っていただきます。
上の写真の左が塗装前、右が塗装後です。
並べると一目瞭然ですが、塗装後の方が瑞々しいく艶が増してますよね。
現在、弊社の倉庫の半分が塗装場になっていてお施主様が入れ替わり塗りに来ていただいていますが、
早速、明日は朝からお越しくださいます。
お気をつけてお越しください!