当時から変わらず、、、
おはようございます。
SNSから「6年前の今日」と私に知らせてくれた記事は、、、
弊社事務所で建築家の伊礼さんとともに打ち合わせをした写真です。
「くらしこの家」の基本設計の大詰めでした。
当時の私はまだ子供たちも生まれていない29歳・・・遠い昔のように感じます・・・(苦笑)
また、7年前に建築家の伊礼さんに設計依頼させていただいた時は、
高気密・高断熱住宅の設計・施工においては、
意匠設計において様々な制約があることで良い印象をお持ちでなかったようですが、
高気密・高断熱の木製サッシをはじめ日進月歩で進化している建材・ウレタンパネルの断熱材の高さの変更、
現場での気密の技術力を目で見て理解してくださり、
制約の中での意匠設計を最大限に反映できるようにと打ち合わせを重ねてきました。
伊礼さんが常々おっしゃってみえた、「高気密・高断熱の家づくりが目的ではなく、その先が大事だと」
打ち合わせ時などでも色々なお話を伺えたこともとても貴重な時間でした。
夏が30℃以上、冬も氷点下、雨も多い日本の環境において
安心・安全・快適で長持ちさせるためには、住宅にもとめられる性能・機能性は世界をみてもレベルが高いと思います。
まだまだ日本の住宅業界は他の産業より技術革新や生産性など出遅れていると言われていますが、
時代とともに一般の方も住まいへの意識は、高くなっているように思います。
競合他社を落とし合う情報発信ではなく、
建築会社同士が、技術・設計を高め合い、業界全体のレベルをお施主様とともに上げていく動きも盛んです。
コロナをきっかけに住まいについて、暮らしについて考えさせられる時代だからこそ、、、
私たちの役割はとても重要です。
6年前の打ち合わせ時と思いは変わっていないと今振り返ると思いますが、
当時には見えていなかった課題が今浮き彫りになっているので、
良い意味で私たちの成長できる機会です。
私たちも高気密・高断熱住宅の設計・施工については、
30年以上の経験、実績があることは何よりも財産ですが、
それに甘んじることなく、日進月歩で学び続けて住宅性能についても意匠設計についても邁進していきます。