かわいい、実ものたち
11月、clasicoカレンダーのイラストは秋色をした草花の実が多くなっています。
色や形はそれぞれに、次へ生きるための種を含んでいる実は、小さな赤ちゃんであるかのように可愛く思えます。
フラワーデザイナーのニコライバーグマンさんが「枝ものや実ものをアレンジに使うのは日本ならでは。空間に動きや流れが生まれ、花の美しさがより際立つ。」と仰っていたのを以前雑誌で読んだことがあります。
実ものはドライとして長持ちするので、かわいい実を探してきて、部屋に飾ってみるのもいいですね。
秋は空気が乾燥しているのでドライフラワー、ドライフルーツ、干し野菜を作るのにとても適しています。
今年の夏はバジルの花が咲かないうちに茎の先をカットして脇芽を成長させていく摘芯(てきしん)作業が成功したのでたくさんのバジルの葉が採れました。
食べ切れないので乾燥させて使うことにしました。
バジルは干すことで爽やかな香りがさらに濃厚になり、免疫力を高めて癌や動脈硬化の予防、若々しさのキープに役立つのだとか。
そして香りには鎮静作用もあるみたいです。
ドライにすることで何より、早く使ってしまわないと・・・という焦りがなくなって気楽です。
濃縮されて旨味も増し、好きな時にパパッと味を加えられる手軽さも生まれます。
ハーブも良いですが、トマト、ナス、カボチャ、ニンジン、これからの季節は大根も乾燥野菜に向いていますのでやってみたいと思います。
そしてそして、clasicoカレンダー2021年バージョンも現在追い込み中です!
写真:clasico_kurashi イラスト愛子さんより。
また来年もカレンダーを通してお部屋に彩りや楽しみをお贈りできますように、完成に向けて進めていきます。
どうぞお楽しみに!