構造・温熱計算。
社長ブログ
おはようございます。
今週末はくらしこの家の宿泊体験にお越しくださっています。
ゆっくり過ごしていただけると幸いです。
さて、事務所では今週末も設計中のお客様と打ち合わせですが
意匠設計も終盤になると構造計算、温熱計算も同時進行で進めています。
担当は、常務の野村武です。
日本の住宅の省エネ基準・耐震基準はまだまだ発展途上で
日々色々な分野や機関で議論をしながら仕組みを構築されています。
専用の計算ソフトを使って計算をしていきます。
こうした住宅の消費エネルギーを見える化することはとても良いことだと思いますがこの段階では机上の空論です。
計算をしてからの現場で正確に施工ができて初めて計算した性能値が認められます。
意匠・コスト・構造・温熱と色々なバランスで設計・施工を進めていますが、
これからも日進月歩でより住宅環境をよくしていく建材や施工などは出てくると思います。
感覚や我慢で過ごしてきた日本の住宅環境も数字と共に自分自身の体験値を元にどのレベルまで性能を求めていくのか?
を設計・施工者側から住まい手の方に一緒に理解をしていくことが大事だと考えています。
今の現状に満足するのではなく、私たち自身もこれからもずっと探求していく建築のテーマの一つです。
引き続きよろしくお願いします。