「総福寺庫裏」解体工事(続)
家づくりレポート
弊社で大垣市にて建築させていただく「総福寺庫裏」の進捗状況をご紹介します。
2021年3月3日
解体工事も順調に進んでおります。
瓦屋根もすべて下ろして建物躯体の解体中です。
大きな重機で解体している途中の風景はまるで舞台裏のようです。
築70年以上の庫裏も1ヶ月ほどで解体できてしまうのは寂しさもありますね。
今日はお施主さまと一緒に色々なお話を伺いながら解体現場を見ることができました。
ご近所さまもあたたかく解体を見守ってくださっているようでして、
建築した当時のことを知っている方は、
土壁の下地(竹小舞)をご近所さんで2日かけて編んだ話などをしてくださったようです。
地域の方、ご近所の農家の方の力を借りて家づくりをする、、、
今ではほとんどなくなってしまった日本の住の文化です。
土壁だけでなく柱、梁と構造躯体は解体時にしかみえない木材ですが、
改めてどのような材料が使われているのか、、、
70年越しに見ることができるのは感深いですね。
3月15日ごろを解体終了予定です。
解体の職人さんも丁寧に工事を進めてくれていて有難いです。
引き続きよろしくお願いします。