「子どもが幸せになることば」
子どもたちを寝かしつけている間に私も寝てしまって読書の時間が取れていないことも多いですが、
自分に足りない知識や思考をカバーしたり、心をくすぐられるような感情に浸りたい時は本を読みたくなります。
最近読んだのは「子どもが幸せになることば」という育児の本です。
育児は長年の行動・言動・環境の積み重ねで人間形成されるものであって、すぐに結果や成果が出るものでないということ。。
頭で分かっていても、すぐに結果(子どもの態度や行動に改善)が生まれないことにクヨクヨしたり、焦ったり、怒ってしまったり。
なので、ついつい子どもに対して「違うよね」「早くしよ」「今やって」…のような、“私の”スピード感で “私の”して欲しい方へ導く言葉を掛けてしまいます。
この本は、そんな私の考え方に刺激的でした。
日常のいろんなシーンにおいて子どもへどう声掛けすると子どもは幸せと感じるのか、について書かれているのですが、
具体的な例はさておいて、私がこの本から学ぶべき大切なことは、
「子どもの意志を大切に、信じてゆっくり待つこと」なのでは、と考えさせられました。
競争社会に出ると結果を出すことが求められますし
ゆとりのない時間帯に子どものペースでは…という気持ちもありますが、、
子どもにとって大切なのは目先の結果ではないですね。
長い目で見て大切なことは、子どもの意志を育て、自らやろうと思い行動ができるようになること。
そして、家は小言がたくさん飛び交う場所ではなくリラックスしてエネルギーを蓄える場所であること。
そんな、本質的なことが見直しできたように思います。
子どもへの言葉掛けだけを変えても、根本の考えが変わっていなければ結局すぐに元に戻ってしまいますが、大切な芯の部分が私の心に響いた本です。
「信じてゆっくり待つこと」
難しいことですが、具体的な例を参考に行動してみたいと思います。
本は自分のペースで読めて気分転換にもなります。
ジャンル問わず、おすすめの本がある方ぜひ教えてください!