お弁当ばこのうた
半崎美子さんの「お弁当ばこのうた」を聴いて、しみじみとしています。
子どもの成長への喜びと寂しさを母目線で書かれた詞となっていて
「毎朝渡すお弁当は あなたへのお手紙」という言葉で『お弁当』に込めた母からのメッセージを伝える歌です。
子どもたちの幼稚園では月に2回お弁当の機会があったので、3人一緒に通園する我が家は3つのお弁当箱が並びます。
「お弁当なんて・・・・・」
毎日ではないですが最初は面倒な気持ちというのか、キャラ弁を作る気持ちもスキルも生まれない私のお弁当で、
子供たちは喜んでくれるのだろうかという不安がありました。
オムライス、ミートボール、ポテトフライ…THE子どもたちの好きなものを入れる時も、
ごぼう、かぼちゃ、煮っころがし…茶色の煮物で偏る時も
昨日食べた夕飯のおかずが並ぶ時も
冷凍品に頼る時も。
いろんなバージョンで成り立ってきたお弁当は決して可愛いものでも、とびきり美味しいものでもないですが、
お弁当を食べた子どもたちの言葉と空っぽになったお弁当箱が返ってくると
「お弁当ばこのうた」の歌詞のような母親の気持ちにとても共感します。
そして、私も子ども時代にはその想いを受けていたことを今更ながらじっくり噛み締めます。
井上家ではお弁当の「卵焼き」は哲志さんが作ってくれます(自他共にその方が美味しいと認めます。。)
その卵焼きをハートにすると長女はとても喜びます。
今日はそんな長女も登園最終日。
私にお弁当の楽しさを教えてくれてありがとう!
園生活の中で最後の3つのお弁当を並べて思うのでした。
「お弁当ばこのうた」良かったら聴いてみてくださいね。