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創業100年ということ

日々のできごと

昨日の雨と今日の強風でソメイヨシノは散ってきていますね。

4月のカレンダーは桜です。室内でもしばらくは美しい桜の余韻に浸っていたいと思います。


今年は、大正10年に曽祖父(祖父の父)が創業した野村建設が100年を迎えることができました。

先日は社内メンバーのみで100周年記念会を行いました。


創業100年を迎える企業は帝国データバンクによると、日本の老舗企業の全体に占める割合は2.27%だそうで、この数字の低さにとても驚きます。

小さな頃から毎日365日懸命に働き「野村建設」という看板をどこへ行くのにも背負っていた両親や、当時勤めていた方の姿を知っている私にとって

100年の数字は大きなひと括りではなく、

100年のうちの1日1日、1年1年の記憶がポツリポツリと断片的に蘇ってます。

そして今の社内ではメンバーが新しくなったこと以外には何ら変わりなく、皆が目の前の家づくりを1日1日真剣に取り組んでいます。

何年経過しても、変化なくずっと続いていくということが本質ということですね。

1日の大切さがとても沁み入ります。


人の記憶は曖昧ですぐに忘れてしまいますが、

樹木は1年1年の積み重ねを年輪の刻みや背丈、幹の太さ、花付きの量によってしっかりと形にします。

だから大きな木の下にいくと、私はいつも安らぎや感動を感じます。


大野町には、約3キロほどの川の両岸に桜が植えられ、川には鴨が泳ぎ、遠景には山並が見える、

何とも日本の風景らしい素晴らしい場所があります。

ですが満開の季節でもいつでも人が少ないので落ち着いてお花見ができます。

田舎ならではの良さでしょう。

ヒラヒラと舞う桜吹雪がお弁当箱の中にも入ってきて、とてものどかです。

そんな素敵な場所の一角、

正確には常務の野村の家の真ん前に、野村建設100年を記念とした桜を植えさせていただきました!

(常務、これからずっと管理をよろしくお願いします!)

今はまだ小さくて細い苗は、これから先10年、50年、100年先に綺麗な桜を咲かせるように、

強く大きな根を張っていく桜です。まさに私と一緒です!


さらに先の100年へ続く道もまた、平坦ではないのでしょうが

1日1日、1年1年、良い時も悪い時もいつも同じ心を持ち続けて(とても難しいことですが、、)

地に足を付けて歩いていくことでまたさらなるお祝いができる日が来るといいです。

100年のお祝いとして、オーナー様より100年クッキーやお花、たくさんのお言葉をいただきまして、

ありがとうございます。

たくさんいただいたクッキーは子どもたちの小さな手がたくさん伸びて美味しくいただきました!


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