本読みから広がる世界
私は社会人になってから読書の魅力を知りました。
昔も今も、借りている冊数が多いということで評価される学校時代は、
本の本当の面白さに気がつけないまま、ノルマのごとく図書館の本を借りていたように思います。
過去に戻れるならば、本は自分にないことやものの擬似体験ができたり、誰かの心や頭の中を覗けたり、気になっていることについて心のモヤモヤを取り除いてくれたりする、、、
とても素晴らしいものだということを自分に指導しに行きたいと思います。。
今日は、娘と息子がお世話になっている幼稚園の出張講座として、くらしこの家にて「絵本の読み聞かせ」を開催いただきました。
お天気にも恵まれたので、畳リビングとウッドデッキを利用して
長く読み継がれている絵本の共通点、
子どもに読み聞かせることの意味、
その先についてくる力、
おすすめの本など、
とても深いお話がお聴きできました。
子どもにどんな本を読み聞かせたら良いか、
どんな本が向いているかを考える機会として参加者のお母さんたちはとても熱心。
大人になっても勉強をする姿勢や絵本1つにとっても深く知ろうと試みる真剣なお母さん方がとても素敵でした。
講座の中でのはなし、
『人は出逢った言葉でしか話せないので本で言葉に出逢わせてあげることも大切な要素』なのだと教えていただきました。
本を通して表現力は確かに身に付きます。
うちの子もすでに「やば!」という言葉を身につけ、ヤバさの大小関わらず、
何かあると大体が「やば!」で片付けてしまう傾向があります(汗)
危険を伝える力も、もう少し表現力が増えるといいですよね・・・
講座中とても頷いてしまうひとつでした。。
講座終了後は好きな本を手にとって、好きな居場所を探して本を読む時間が作られました。
お母さんの声で聴く本読みは子どもたちにとっても心満たされる時間だったことと思います。
インターネットで情報の取得がしやすくなっている現代だからこそ
本を読む力がついている子は表面的な情報に流されず、自分で深く調べ、読み解く力や考える力が付くのではないかと私は思います。
「活字離れ」が多いと言っても、この世の中に素晴らしい本が存在することに変わりはありませんので
「本」の素晴らしさが大人が進んで読書することを介して小さな子どもたちにも伝わっていくと良いです。
素晴らしい時間を提供してくださった幼稚園の先生方、講師の山田さん、参加者の皆様
ありがとうございました。