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今日は圏外

日々のできごと

11月のclasicoカレンダーはアンティークの秋のお皿です。

今年もはや残り2ヶ月を切りましたね。

先日、子供たち共に仲良くしていただいているオーナー様ご家族と岐阜市のとある森へいってきました。

私たちにとっては初めての場所でしたのでたくさん案内していただきながら、朝から日が沈むまでずっと一緒に遊んでいただきました。

遊具も何もない場所でもこんなに長い時間居られるのは、自然の中に遊びが溢れていることと子供たちの柔らかな発想があるからなのだと思います。

アキグミの実を食べ、森の中でかくれんぼ、アキグミ、森の散歩、アキグミ、葉や小枝で料理ごっこ、アキグミ、木登り、アキグミ・・・といった感じです。

携帯は圏外。

久しぶりに携帯のピコピコ音が鳴りません。そんな環境になるのは何年振りだったか、私の緊張の糸は緩まっていました。

子供たちの楽しい思い出になってくれたらいいなと思っていた "森の日" ですが、私にとって子どもの心としっかり向き合える一日にもなっていたのだと、夜一人の時間になった時に思うのでした。


実は最近、長男への接し方に母としてとても困難な気持ちを抱えていました。

常々私の言動と反対のことをしては困らせ、ひたすら泣き叫んでは長時間の抱っこと私の優しさを求める。

幼児期では当然の姿と言われてもおかしくないのですが、何か私と長男の息が合わず、うまく進んでいなかった日々だったのです。


今日の長男 薪は、自分の好きな遊びにひたすら集中し、泣く困らせる異常な甘えを求めることは何一つなく夢中に好きな時間を過ごしていたようでした。一緒に行ってくれたお姉ちゃんお兄ちゃんたちと遊べることの楽しさと、森の心地よさ、母の気持ちがずっと子供たちに向けられていたことの安心感もあったのかもしれません。

私たち夫婦の仕事環境から、週末は子供たちもほぼ会社に来てもらって共に過ごす時間を送っています。

会社にいることによって私の気持ちは半分以上仕事に向かっています。

そんなことが長男のいろんな言動の警笛だったのかもしれません。

長女たちは耐性がつき私たち夫婦や家族の在り方を少しずつ理解してくれていますが、幼い長男にとってはそれがまだなのですね。

ただ、互いに職場で同じ時間を過ごせることも幸せなことであって、これからも続いていきます。

仕事の喜びを家族で分かち合えることも幸せだと思っています。

今日のように心通いあえるご家族とご一緒できるのも、この環境のおかげですから。

どの環境が幸せか、そうでないか、ではなく、どう考えるかで気持ちは変わっていくんですよね。


これから子供たちもそんなことに気がつき、自分軸を作っていくのでしょう。

それにしても。

私も母としてもう少し心のゆとりをもっていなければ、、


本当に、素敵な森時間をありがとうございました!


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