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料理について考えること

日々のできごと

12月、くらしこカレンダーはクリスマスリースのイラスト。部屋にこのイラストを飾っていただいたり、またはグリーンと赤を意識したお花を生けてみるだけでもぐっとクリスマスモードになります。皆さんにとって素敵な今年の締め月となりますように!


くらしこのウッドデッキでは、切り干し大根を作っています。

干すと保存性がよくなるばかりか栄養価が高まったり、コリコリした食感も良いのですよね。

包丁で切ることが好きな娘たちは大根を切る作業を喜んで手伝ってくれました。

まな板は、woodpeckerさん「いちょうの木の子どもまな板」

両サイドにメモリが付いていて、左利きの長女も右利きの次女もまな板に描かれた線を参考に、直線を意識して切ることができました。

今は「こどもまな板」のような料理道具が、親子で料理を一緒に愉しむ時間を作ってくれるので有難いです。

娘たちも料理をしている自分が、ちょっぴり大人に近づいた気分になるようで嬉しいようすです。

でも子ども以上に私が、娘たちとこういう時間を過ごすことが幸せな時間なのだと感じています。

私は小さい頃から料理を「つくる」ということの楽しみを知りませんでしたし、「食べる」ことに対しても嬉しさを感じることがほとんどない子どもでした。

体質的にたくさん食べられる体ではなく、1食に2時間くらいかけていたので祖母にかなり叱られた記憶があります。

(相当迷惑かけてたことは親になって分かります、、)

学校から帰ってくると祖母の料理の段取りはほぼ済んでいて、手伝ったり一緒に作るということなくお整然にいただいていました。


でも高校生にもなって炊飯器でご飯の炊き方が分からなかったこと、

電子レンジで肉まんを焦がして火事騒動を起こしたこと、

生ゴミの処分法を知らなかったことなどなど。。。

さすがに家族にも呆れられましたし、自分でも焦燥感に駆られました。

これではいかんと思って手を付けても、レシピを見ない性格で料理下手が悪化。

いっとき料理教室にも通いましたが継続できず。

大きな転機があったわけではありませんが、

18歳に1人暮らしを始めたり、誰かのために作るようなライフスタイルになってからはようやく料理に対して向き合いました。

また自分で作った料理や外食を通して食の好みが研ぎ澄まされ、食べるということに対する楽しみを感じるようになっていきました。

そして気がつくと私は娘たちとは出来る限り一緒に料理をしていきたいという夢を持ちました。

今は小さいので一緒にやってくれますが、いくつまでそんな私の夢に付き合ってくれるかどうかは分かりませんね、、

小さな頃は当然のように食卓に食事が出ていました。

出来合いのおかずがなく、一つ一つ丁寧に作られている料理がどれほどにありがたかったことなのか、同じ状況になって心から感謝することができます。

とてもじゃないけど今の私に同じレベルの料理が作れていません。

できていない自分を認め少しずつ改善を試みながらも、娘たちが一緒に料理をしてくれる限りは「つくる」ということや「たべる」ということを共に楽しんでいけたらと感じています。

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