辞めること、始めること
いま小2の長女は2つの習い事をしていて、一つはスイミング。もう一つはピアノ。
ふたつとも習い始めて約2年ほど経過しました。
そして長女は今月をもってスイミングを辞める決意をしました。
いろんな理由があるのですが、大きくは「次にやりたいことがあるから!」というもの。
次にやりたいこととは「手芸」だそうです。
手芸教室に通って「手作り洋服屋さんになりたい!」との目標を持つようになりました。
確かに長女は手芸に向いていて、気が長くて細かい作業が大好き。
(残念ながら私とは正反対で私は全く教えることができません、、)
そんなに思いが明確なら応援するよ!、と現在近場の手芸教室を探しているのです。
一方でもう一つの習い事のピアノは、長女に与えられている教科書の楽譜がここ最近急にスラスラと読めるようになってきました。
まるで外国に留学している人がある日突然周りが何を話しているのか聞き取れるスキルを得た感じでしょうか。
少し難しい曲に突入してきて、ちょっと難しいというのが長女のレベルをワンランク上げてくれました。
娘は今のところ、平日学校の後に習い事に行っています。
毎週金曜日は学校から戻る時間もなく、迎えの車の中で水着に着替えるという売れっ子アイドル的スケジュール。
そんな慌てるような日常を最初は望んでいなかったのですが、習い事の良さというのは自分が変化していくさまが分かりやすく、成功も失敗も挫折も繰り返しながら自分の可能性を広げていっているな、と娘を見ていて思っていたので一緒に頑張ってきました。
スイミングを辞めるという決断が良かったのか、良くなかったのか、それはこれから長女が感じていけばいいと思っています。
私も昔から新しいこと、習得したいことにチャレンジしていく時のワクワクや成長感がたまらなく好きです。
私の場合はいま、土づくりからの畑づくりについて様々な師匠たちの知恵を借りて開眼していく楽しみをもつようになりました。
無農薬・無肥料で糸状菌という自然界の良い菌を生かした土づくりなのですが、少しずつ上手く栽培できることが増えてきました。
でもこの長雨で排水が悪い場所から土が腐敗傾向となり虫が寄り付くようになってきたりして、失敗は突然やってきます。
美味しい野菜を作ることも大きな目的ですが、土の性質や本質について知っていくこと自体が好きで、難しいけれど土中環境を知れば知っていくほど疑問は増えていき、自分が何を知らないかを知っていくことが嬉しくなる感覚を持つようになりました。
子供たち3人が小学生になったら習い事に通えるのかとか、私パンクしないか、とか抱える不安もありますが
習い事を通して世界を広げ、大きな視野で自分の適性を知っていったり、
継続することで会得し成長し変容していく自分の姿を誇りに思い過ごしてほしいと思っています。