「靱屋町のマンションリノベーション」大工造作
家づくりレポート
マンションリノベーションの現場も、
大工工事が終盤になりつつあります。
まずは先日のブログで、製作中の現場をお伝えした、
造作家具の様子からご紹介します。
先日は組み立て中の写真でしたが、
いよいよ、壁に固定されました!
木口の大手や細かい仕上はまだですが、
大分、かたちになりました。
最終形としては、この棚の手前に、
建具が納まる形となります。
お部屋のアクセントとして、ニッチを設けています。
線を極力減らした、シンプルな仕上がりとなっております。
このニッチの手前には、なぐりの無垢板が敷かれます。
仕上がりが楽しみです。
物干しパイプを鉄工所にオリジナルで特注してもらいました。
壁にきれいに納まるよう、固定部分を見せないように、試行錯誤を重ねました。
シナベニヤと鉄パイプとの納まりは、とっても綺麗です。
大工さんからも冗談半分で、
「もう今後、この納まりは勘弁やな」
と、苦労が滲み出るお言葉を頂戴しました^^;
その他の場所も、シナベニヤや漆喰下地のボードなど、
少しずつ仕上がりイメージに近づいてきています。
最近は現場の灯光器もLED化が進み、
白い光の現場に見慣れていました。
現在入っていただいている職人さんが、
白熱灯の灯光器を使用されていました。
シナベニヤの風合いや空間の持つ質感も、
こうやってみると、やはり白熱色の方が良いですね。
当初より工事にお時間を頂いてしまい、お施主様はじめ
皆様にご迷惑をおかけしてしまっていますが、
引き続き、現場の方進めて参ります。