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曖昧さが・・・

社長ブログ

おはようございます。

朝・夕は肌寒くなりました。

各務原市の「中庭に集う平屋の住まい」の造園は、明日を予定していましたが、

あいにくの雨予報・・・。

9月10日へ延期させていただきます。



さて、AIの技術などが日々私たちの暮らしにも浸透しつつありますが、

5Gなどの通信速度の向上により自動運転技術なども含めて

人間がAIを使うのか、、、

使われるのか、、、?!

そんな時代が目の前までやってきていますね。


デジタル技術は、すべての情報を数字の上にのせることができ、正確さとスピードについては人間の能力をはるかに上回っています。

対照的なのが、私たち人間ではないでしょうか。


不正確で曖昧・・・。



同じ長さや数量でもその時の感情や記憶、相対的な数値によって捉え方や感じ方が全く違います。


例えば、


行きと帰りでは同じ道を走っていても帰りの方が早く感じたり、

楽しい授業は早くて、退屈な授業は時間がながくなったり、

広い売り場の家具サイズの感覚と実際の住まいに持ってきた時に家具が大きく見えたり、、、

住まいでも同じ面積でも広く感じたり、狭く感じたり、

同じ色でも小さな面積でみるのと大きな面積でみるのでは違う色に見えたり、、、

などなど・・・


さまざまな要素で感じ方や捉え方が大きくかわります。

正確な情報を得ることが大事ですが、

この曖昧さがなくなってしまうと建築もすべて同じ建物、構成、景色、、、

単調で均一になって私たちの存在意義もなくなってしまいそうです(苦笑)


曖昧さがあってこその心地よさ、美しさ、

外部の環境に目を向けての建築のあり方、、、

建築時には数字で明確にしながらも構成は曖昧、、、なんとも不思議な感覚ではありますが、

デジタルの正確さもアナログ的な曖昧さもどちらも大事できるのが人間の素晴らしいところですし、

建築の魅力なんだと思います。





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