秋冬支度
日々のできごと
畑の夏野菜も全部終わって秋冬支度へ。
大きく育ったバジルはジェノベーゼに、いちじくはドライに、
たくさん育ってくれたレモンの一部はシロップに。
そして今年も瀬谷優月さんの新潟の実家で丹精込めて育った新米を、会社では栗ご飯にしていただきました。
最近ふと、この色鮮やかな時間はいつまで続くのだろうと考えることがあります。
子供たちに「おはよう」と挨拶できる朝も、お昼に会社でランチを食べている瞬間も、家族との夕食も、とても儚いものだと。
そう思うと、何を大事にして何を食べて、どう考えて行動していきたいのかが私の中でとても整理されていきます。
家族と会社。私たち夫婦にとって掛け替えない環境です。
子供たちや新卒の若いメンバーは、若い時こそ未知のことに飛び込んでいって得られたものが年を重ねた時の糧になるし、
40代となった私は、これからは徐々に今までいただいたものを還元していくことで、より深みのある日々にしたいと思っています。
喜び合ったり、反省しあったり、改善しあったりして、自分自身や家族、周囲とエネルギーの交流をしながら、
いつまでも続く今ではないからこそ、一瞬に過ぎる季節の移りも大切にして豊かに過ごせたらいいと、
寒くなったせいか少し感傷気味な独り言でした。
inoueakiyo