インターンの感想と共に、、
採用ページを開設してから1ヶ月、おかげ様で弊社で働くことに興味をお持ちいただく方からのお問い合わせをいただいています。
先日、2泊3日のインターンを終えた島根大の学生さんは
設計中のお客様の打ち合わせ同席、地盤調査の立会い、現場見学、模型制作、図面製本・・・と、8時ー17時まで密に詰まったスケジュールで野村建設の一員のように業務を担い、新卒入社の瀬谷、加藤と同じように1日の終わりに業務報告書を提出してもらいました。
当初は「会社見学がしたい」というご希望だったのですが、モデルハウスの宿泊と共に業務の体験等を提案したところ、快く受けていただきました。学生さんの前向きな姿勢に感服しています。
折角ですので、いただいた業務報告の一部をこちらでご紹介させていただきたいと思います。
●「はなれに宿泊し、特に窓配置の難しさを知れた。また、性能面も体感できありがたい経験をさせていただけた。窓の設け方や断面操作で視覚的に空間を広く感じられる設計を体感できた。また、造作家具を多く設計されていることに驚いた。」
●「打合せでは細部までこだわった家づくりをされていることを知れたり、打合せの進め方を見れて貴重な機会をいただけた。」
●「挨拶がおろそかになってしまったと思う。正確な模型作りができていない。(特に外壁)」
彼女は設計希望ということでしたが、社内外のチームが詳細にプロジェクトを動かしていることを肌で感じ、設計を行うのはそう簡単なことではないな、、と実感されたようでした。これからの進路、進学、、様々な道を考える上で、現実的な現場の時間を共有できたことはとっても大切なタイミングになったのではないかと思っています。
昨年の秋にドイツ在住の方に聞いた話ですが、ドイツでは12歳に3つの違う職種を1日づつ仕事体験し、さらに16歳になるとひとつの職場を2週間体験するというカリキュラムがあるようです。受け入れ先は自分で探し、メール、電話で自分から企業へ聞くというところまでが課題のようです。
12歳の3つの職種体験をからは、自分の向き不向き、特性を見つけ、目指したい職種を見つけて学生時に専門性を身につけていく。
16歳の職場体験は2週間になるので仕事内容ばかりか、人間関係、企業カラーも随分見えるのではいかと思います。
10代のうちから様々な職業に触れて、自分自身のこれからの人生の選択肢を考える機会が与えられているドイツのこの視点は良いなぁと、外から見る限りでは真に共感します。
私たちにできることを考えた時に、インターンは今後可能な限り行っていきたいと思っています。
来ていただく方にとっても学びになりますが、教えることの難しさを実感する社員、若手の仕事のスピードやヤル気からエネルギーをもらう社員など、こちら側も嬉しいことがたくさんありますね。
建築が好きな方、大工などの職人を志望する方、設計、現場、弊社に興味が持ってくださる方がいらっしゃればお会いしたいです。
inoueakiyo